肉離れ
- 痛みが強く、特に階段の昇り降りが辛い
- 指先に体重をかけると痛みが強くなる
- 打撲した筋肉の痛みが1週間以上変わらない
- 痛みがある付近に内出血がある
- スポーツをしていたら、痛みを感じた
肉離れは急激な負荷、または繰り返し筋肉が収縮した結果、筋肉を構成する筋膜・線維が損傷することを言います。
肉離れのような状態を、整骨院では筋挫傷(きんざしょう)と言います。
スポーツをしている際に起こりやすく、筋肉に力が入っている状態で逆方向に強制的に引き延ばされることにより、筋線維が部分的もしくは全体的に断裂することで発症します。
肉離れの原因
原因は、筋肉の柔軟性の低下や筋肉量の低下、過度な運動負荷による疲労の蓄積、体内のイオンバランスの崩れなどがあります。
肉離れが多い季節は気温の低下する冬です。気温の低下→体温の低下→血流量の低下が引き起こされているため、筋肉の柔軟性低下し肉離れを発症してしまいます。
そのため、冬の準備運動はとても重要です。
スポーツによる肉離れ好発部位
「ハムストリングス」(太ももの裏側)
アメリカンフットボール・短距離走・中長距離走・野球など
「腓腹筋」(ふくらはぎ)
バスケットボール・バドミントン・テニス・野球・フットサルなど
「大腿四頭筋」(太ももの前側)
バレーボール・バスケットボール・サッカーなど
「内転筋」(太ももの内側)
サッカー・ラグビーなど
肉離れの施術アプローチ
肉離れの施術は、ケガをした直後の「急性期」とケガから2~3日経過した「慢性期」により方法が変わります。
「急性期」では、断裂している筋組織回復のために、「RICE処置」(安静・冷却・圧迫・挙上)を行います。プラスして包帯やテーピングを用いた固定を行い、患部が回復しやすい状態を作ります。
早期の施術が重要で、痛みを我慢してスポーツを行ってしまうと肉離れが悪化し、手術が必要になる場合もあります。注意しましょう。
「慢性期」では、筋肉内の血流改善のため手技療法や組織修復に効果的なハイボルテージ施術(オリンピック選手も使用)を行います。
スポーツの復帰に向けて、全力でサポートさせて頂きます!!